EPSホールディングスはMBOで株式を非公開化し、新鷹がTOBを実施し、完全子会社化を目指す。TOB成立後、スズケンが20%を出資し、EPSはスズケンの持ち分法適用関連会社となる。EPSは非公開化を通じて柔軟かつ機動的な経営判断が行える体制を望む。TOB成立後、東証1部への上場は廃止となる見通し。買付価格は1株につき1800円で、買付代金は最大625億5708万円。M&Aアドバイザーとしては、今後の医療業界の動向に注目し、EPSの成長戦略に合わせたM&Aを提案することが重要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。